今回、”AIによるセキュリティ運用の自動化を可能にするCyberNEO”のダッシュボードの向上、さらにAzure WAFへの対応やAWSアカウントのセキュリティアセスメント、脆弱性診断スキャナーなど幅広くセキュリティ運用を支援するクラウドサービスを拡充するプロジェクトの下、その一貫でユーザビリティを向上させるために新しいデザインでセキュリティコンソールを開発しました。
そのプロトタイプが完成しリリースに向けてインドネシアの開発メンバーとUIの最終調整を行っております。今回プロトタイプができましたので動画でご紹介させていただきます!
まだ日本語メニューの言語ファイルを更新していないため、英語の部分が多い画面ですが、これから日本語もファイルを更新して日本語対応の画面になっていきます。
UI以外にもAzureに対応したバックエンドの開発やインドのメンバーが中心となりAIの開発も順調に進んでおります。8月からCyberNEOの機能が拡充されますので、是非ご期待ください。
CyberNEOはセキュリティをシンプルにというコンセプトで、専門家の知見が必要なセキュリティ運用をAIで自動化しています。現在はWebセキュリティとクラウド環境にフォーカスしておりAWS WAFの運用を自動化するために必要なWAF設定やログモニタリングの自動化を行っております。
また、SOCのアナリストがログ分析からセキュリティ装置ををすり抜けた脅威を検出するように、セキュリティ専門家のノウハウを学習したAIがリアルタイムにログ分析を行います。リスクの高いIPアドレスを検出した場合、そのIPアドレスからのアクセスを一時的に停止し、攻撃を阻止することができます。
CyberNEOはWAFでは防げない高度な攻撃もAIで検知して防御することで、未知の攻撃に対応した高度なセキュリティ運用を実現することができます。
セキュリティ運用を自動化することに加えて、セキュリティを可視化しリスクを把握することは重要です。CyberNEOは利用者がストレスなく、セキュリティレポートを閲覧できる環境を提供することにも力を入れております。そのため、大規模なアクセスがあっても、セキュリティレポート、イベントの分析結果がすぐに、ストレスなく表示されるように技術的な工夫も試行錯誤の上、改善し表示スピードも向上させることができました。
今後もセキュリティ検知機能に加えて、クラウドのパワーを最大限に活用して、使い勝手の良いセキュリティプラットフォームを提供できるように常にクラウドサービス向上させて参ります。